自己紹介

合格後の方針

こんにちは。ぐる助です。

タイトルはあたかも合格したかのようですが、もちろんしてません。(涙)

伊藤塾の伊藤真塾長は、その著書によるとその講義(司法試験)の初めに合格体験記を書いてもらうことがあるのだそうです。できるだけ具体的に。その意味するところは、ゴールを目に見える形にすることで、長い受験生活を迷うことなく、わき道にそれることなく進めるようになるということだそうです。

なるほどと共感しつつも、いまだに私は書いていないので、その代わりに私の場合、合格後の司法書士としての活動方針が明確に決まっていますので、これを活字にしてみようと思います。

司法書士をめざすことになった経緯はまたそのうちに書いてみようと思いますが、1つには前職で法務局に通うなどして登記簿との縁が深かったことです。企業の信用調査という仕事があって、企業からの依頼でその取引先の経営状況なんかを調べるのですが、その第一歩が商業登記簿と不動産登記簿の閲覧でした。役員変更の状況や資本金などを把握したり、本社や工場不動産などの担保設定状況(取引銀行や借入規模)を確認したりするのです。

そのまた前職も技術系専門誌の編集で、たくさんの企業への取材を重ねてきたため、長いこと(足かけ20年)企業さん、経営者さんらと関わり続けてきましたので、司法書士になってからはがぜん企業さんのお役に立ちたいと考えています。特に調査会社勤務のときに、日本で中小企業のM&Aがもっと盛んに行われるべきだ!と確信していたところ、ずっと注目していた司法書士でもこれに絡むことができると知り、これだ!!!と思った次第です。2016年ごろのことです。これ以上は長くなるので、とりあえずはこの辺で。

司法書士としては、企業の仕事は少ないとか、顧問契約の仕事は少ないとかいう話がありますが、そこはやりようです。たぶん。高齢化社会が進むなかで、社会的意義やニーズからも成年後見業務などに興味はあるのですが、自分のこれまでの職歴と一貫性をもたせる方が営業戦略的にもよいし、専門性も出せるでしょうから。

すでに現役の司法書士さんの中でも、M&Aに関わる業務を請けている方が増えているそうです。この分野は必ずしも一過性のものではありませんが、先を行かれることはとてもとても歯がゆく、そういう意味で「はよ合格せねば」という心境です。

新型コロナ感染拡大で企業活動がかつてないほど停滞し、私自身も現在の仕事が危ぶまれる最悪の状況下にあった2020年4月ごろ、「おいおい、こんな未曾有の状況で勉強なんかしている場合か?いますぐ何でもいいから行動すべきでは?」と何日か考えたりしましたが、初心に返り思い直しました。

とまあ、もっともらしいことを書いてみましたが、現状は会社法の難解さに苦心している私です。でも頑張る。


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